「異彩を放つ容姿でしょ?」

サギフエ

サギフエ

川奈の海では1月から3月にかけて毎年出没する冬の代表的な魚です。20匹くらいの群れで見られることもありますが、今年は残念ながら群れではありませ ん。水底付近をウォッチングしていると、とても目立つ魚です。写真を撮ろうとすると「くるくる」向きを変えてしまい、なかなか思うような構図では撮影でき ない手ごわい被写体でもあります。同じ「トゲウオ目」のタツノオトシゴは尾びれを下にして海草などに絡まっています。お馴染みのヤガラなどは頭部と尾部が 水平ですよね。このサギフエは画像のように口を下にして逆立ちのような格好で海草などと一緒にゆらゆら揺れています。逃げる時は結構素早く体の向きを水平 にして、そそくさと泳ぎ去ってしまうんですよ。特徴があり覚えやすい魚の仲間ですね。

「黄色海胡蝶」

キイロウミコチョウ

キイロウミコチョウ

皆さんこんにちは。寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?バリバリ冬の青い海を堪能してますか?川奈の海は現在、水温15度・透明度15m前 後と典型的な冬の海となっています。今年は海草類の繁茂がいまいちで水中の景観が少し変わって見えます。例年ですとボチボチ「ダンゴウオ」の情報をお届け できるのですが今シーズンは残念ながらまだ確認できていません。その代わりに「キイロウミコチョウ」が良く目につきます。小さい個体なので分りずらいので すが海草が無いおかげでビックリするほど良く見えますよ。ゴロタに少し砂の混じるエリアが出没ポイントです。是非チェックしてみてください。海の中では驚 くほど黄色が良く目立ちます。とっても小さいですけど・・・・・。

「ずいぶんよごれちまったなぁ・・」

イボイソバナガニ

イボイソバナガニ

新年あけましておめでとうございます。この号が発売される頃には既に初潜りを終えた方もいらっしゃることでしょう?2006年のファーストダイブはいかが だったでしょうか?今回紹介するのは「イボイソバナガニ」です。カニと名前がついていますが恐らくカニに見えないNO1だと思います。このイボイソバナガ ニはムチカラマツに共生していまして、1度発見すると動くことが殆どありません。この個体も発見してから4ヶ月が経過しており、この間に随分汚れも目立っ てきました。拭いてあげたいほど最近ではゴミを付着させています。人間様は1年の垢を暮れに落とすことができても水中生物はそうはいかないですものね。今 年1年皆様にとって素敵な1年でありますように

川奈動物園!?

オラウータンクラブ

オラウータンクラブ

川奈の海に珍客の訪問です。南の海ではちょくちょく見かけるカニなのですが川奈の海ではまだ過去に1度しかお目にかかったことのない「クモガニ属の1種」 です。ダイバーの間では「オラウータンクラブ」の名前で親しまれており、その様相がけむくじゃらのオラウータンにそっくりのカニです。モノクロなので解説 しますと、紅藻を体に纏っているので色は赤色。大きさは3cmと、とても小さなオラウータンです。住み家はグビジンイソギンチャクで一緒に住んでいるのは 「イソギンチャクエビ」と「イソギンチャクモエビ」です。そんなに大きくないイソギンチャクに3者が所狭しと暮らしているのを見ると、珍獣2匹と共に暮ら すまるで我が家のように感じてしまいます。

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